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放課後の不適格者(NostalgicChord) 体験版 【感想・レビュー】

放課後の不適格者 NostalgicChord 体験版 感想1

NostalgicChordデビュー作「放課後の不適格者」(演出強化版)をプレイしたので、感想を書きます。


体験版公開からだいぶ経っていますけど、昨晩ようやく終わらせることができました。
発売にはギリギリ間に合ったということで、よかったよかった。
いやー、なんだか雰囲気が好みじゃなくて後回しにしてしまっていたんですよ。
なんていうんでしょうか、色物っぽい感じがあったと言いますか。……あとから出てくる情報も色物感を増長させるものばかりで……。怪人に変身って……。
しかしだからといって、プレイもせずに食わず嫌いもどうなのよ、と思いまして。今回発売直前にすべり込みでプレイしたというところです。

で、内容はどうだったかといいますと、……悪くない!
特に何より凄かったのが「演出」。これが他のエロゲに比するまでもなくダントツで素晴らしい出来栄えでした。
ふわっとした細かい演出を丁寧に仕立てていく、という感じではなく、王道的で映画のような演出でありまして、まさに力技というべき雰囲気でこちらを圧倒してきました。

まずゲームを起動してタイトル画面が表示される、それまでの流れがよかった。
短いムービーが映されるのですが、これがまた感動を煽るようなものとなっていまして、この時点ですでに自分の胸は高鳴っていました。

それからプレイ開始直後に開始されるモノローグ。語り手は舞鶴夕顔という女の子です。
多くのエロゲにおいて、こういったモノローグの大半は青臭いポエムに終始していて白けさせられたりもするのですが、今回はそのようなことはありませんでした。
言葉の選び方が上手いのでしょうか。内容自体はよくある「日常の貴重さ」をうたっているだけなのに、なぜかとても心に響いてきました。

そして驚くべきことに、画面が切り替わって背景と立ち絵が表示される段階になっても、このモノローグは止まりませんでした。
日記という形をとったモノローグは、その語り手を含めた登場人物たちが会話をしているときにおいても流れ続け、つまりヘッドフォンから音声が流れていない瞬間はいっときたりともないのです。
モノローグは小説的な饒舌体で話を進めていくのですが、これは本来であれば、プレイヤーの飽きを誘うものとなってしまいがちであります。ですから多くのエロゲは地の文が少なかったりします。
しかしこの作品は新しい形を提示してくれました。長い文章もナレーションさせればある程度エロゲとして成立するということを実例として示してくれています。
……って、自分が無知なだけかもしれないですけどね。あんまり大層なことを言うもんじゃないかも。
とにかく個人的に、あーこういうやり方もあるんだなーと感心してしまいました。
レイルソフトとかがテキストを縦書きにしていたりして、あれに関しても、いいなーと思っていたのですが、それ以来の自分的衝撃です。
あと、日記風ということで、テキストボックスがノートの切れ端のような形をしていました。
放課後の不適格者 NostalgicChord 体験版 感想 5
放課後の不適格者 NostalgicChord 体験版 感想 6

「放課後の不適格者」という題名をとっているだけあり「放課後」の描写、言い換えれば「夕方」の描写にとても力が入っているように思われました。
この体験版の範囲においての時間の流れを言いますと、まず朝に起床し、学校に行き、放課後、終了。という感じです。
振り返ればたった半日しか時間が経っていません。
しかし自分には到底そのようには感じられませんでした。
これは、作品の中の時間の流れがとてもゆっくりしていたということを示しているのだと思われます。
きっと夕鶴の語り口によるものでしょう。
ゆっくりとした時間の中で、最後に、放課後があるのです。差し込む夕日の光があるのです。
美しさを感じないわけがありませんでした。
放課後の不適格者 NostalgicChord 体験版 感想4
放課後の不適格者 NostalgicChord 体験版 感想2

他に面白かったことと言えば……最初のモノローグで散々何気ない日常がどうこう言っていたのにBGMがやたらと壮大だったということでしょうか。えらい感動的な日常といった感じになっていました。
イツカの声がやたらと耳に近かったことも、面白かったですね。まるで自分が発しているかのように感じさせられました。しかもモノローグが終わった途端にイツカの声は流れなくなって普通のエロゲっぽくなったし。制作者が「主人公の声」というものにすごく気を使っているということがとても伝わってきました。そして効果的でもありました。
放課後の不適格者 NostalgicChord 体験版 感想3

以上、とにかく自分が言いたかったことは、「演出」がすごかったということです。
この感動大作というべき風格を持っている「演出」ですが、シナリオの質がそれに伴っていなければ、ただただ滑稽なものとしてのみ存在することになってしまいます。
体験版のそのあとの展開が非常に期待されます。
エロゲ界屈指の名作となることを楽しみにして、今回はこのあたりで記事を締めようと思います。

あーあと、エロについて言えば、Hシーンはひとつもありませんでした。公式でもHCGがありませんし、そこらへんはあまり期待するなということでしょうか。
それからプレイ時間ですが、上でも言ったように地の文にまで音声が行き渡っていますから、それをすべて聞いていくと、プレイし終えるまでけっこう時間がかかりました。
体験版はちょうどモノローグが終わって少し経ったところで終わります。

発売日は5月30日。
記事の始めにも少し触れましたが、公式サイトによれば、「変身」なるものもあるそうで。
なんと、登場人物たちが怪物に変身してしまうのだそうです。
シナリオは健速さん。「こなたよりかなたまで」や「そして明日の世界より――」など数々の名作を手掛けた方です。
いやはや本当にいったいどういった作品となるのか。

ではではこれにて。おやすみなさいー……。

『放課後の不適格者』を応援しています!
(Nostalgic Chord公式HPより)
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[ 2014/05/18 20:06 ] 感想・レビュー | TB(0) | CM(0)

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